土地の境界線を確かめる方法とは?

土地の境界線がはっきりしないケースでは、地積測量図が必要です。
登記申請を行う際に法務局に提出しているはずです。

公的な測量図なので、それが有れば境界線ははっきりします。

近年建てられた土地の境界線なら、まず間違いなく地積測量図があるはずです。

ただ築年数がかなり経っていて、親の代から土地を引き継ぐ形で家を所有している場合は、曖昧になっている可能性があります。

地積測量図の測量が正しく計測されているのが1960年あたりからと言われています。
既に60年以上経っているので、ほとんどのケースでは地積測量図で確認できますが、それ以前の測量情報しかない場合は、改めて測定し直すのも手段の一つです。

地積測量図が正確でない可能性がある場合、境界杭があるのか確認しましょう。
杭が見つかれば杭同士に線を引き、境界標を設けることが出来ます。

あくまで既存の杭があるかの確認が必要です。

もし無い場合は隣地の方、立ち会いの元で新たな杭を設置し、境界線を作っていくことが可能です。

もし塀やフェンスがあれば、その中間地を境界線にすると、トラブルなく解決する出来るケースが多くなります。
あるいは隣地の方が地積測量図を所有していれば、それを元に自宅の敷地面積等を算出することも可能です。

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